僕の母親が、昔「卓球なんて神経臭いスポーツ ようやるわ!」と言ったことがあります。
母親はおもしろ問題発言をする人なので、息子が熱中しているスポーツに対してこう言い放ちます。
しかし、的を得た発言でもあります。球技の中で一番軽いボールを扱い、しかも回転が半端ない。
ちょっと気を抜くと、すぐにミスになります。
スーパーショットでもつまらないミスでも1点。1点ずつしか入らないスポーツです。
2点や3点が一気に入るルールはありません。
また、ボールが軽くコートが小さいため、他の球技に比べてパワーの重要性が低い。
体の小さい人でも大きい人を倒せるスポーツです。
アフリカで卓球のコーチをしている日本人の方の話では、ミスしないで打つ重要性がなかなか伝わらない
と言います。強く打ちたがって、ミスしないで打つことが苦手な選手が多いようです。
別の言い方をすると、打つ力加減やバリエーションが少ないとも言えます。
世界選手権を見てると、中国選手以上に威力のあるボールを打つ選手もいますが、プレイが荒っぽくミスの数で負けてしまいます。
アジア以外で強い国となると、ドイツ・スウェーデン・フランス、昔ならハンガリー等になります。
ラテン系の国はあまり強くありません。卓球が盛んでないのもあるだろうし、気質的に合わないのかも・・・。
とも考えたりもします。
ノータッチエースは2点。芸術的なスーパーショットで得点したら3点。
10往復以上ラリーが続いて得点したら2点。
そんなルールだったら卓球はかなり変わるし、強く打つ選手が有利になるかもしれませんね。
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