今年も早いものでこの季節がやってきました。
T-DESIGN卓球クラブでは、神戸市の中学生がプレイヤーの半数ほどを占めるため、
この大会は、毎年必ず行っています。
県大会に行けない子はこの大会を最後に引退していきます。
そして、高校で卓球をしない子にとっては、人生最後の卓球の試合となるかもしれません。
そういう意味で、最後、私としてはしっかり見届けたいのです。
残念ながらT-DESIGN卓球クラブからは個人戦で県大会出場者(ベスト8)は出ませんでした。
ベスト8というのはなかなか狭き門で、小学校から卓球を習ってないと、ほぼ不可能です。
ベスト8は男女とも全員がクラブチームで練習している子たちばかりになっています。
男子で2連覇を達成した松井 翔吾 選手(有野北中3年)【その田卓研・昨年の県総体・新人優勝】は、
回り込む卓球から、明らかにバックハンドを多用する卓球にモデルチェンジしてきたのがとても印象的でした。
春の市民大会でもそうだったのかも知れませんが、私はあまり見ていなかったのでわかりません。
昨年末の県新人の時と比べると、明らかなモデルチェンジでした。
身体の小さい松井君としては、回り込んでフォアに振られて台から離れてしまうという、状況をできるだけ避けなければなりません。
台について高速両ハンドの卓球を目指してきているなと感じました。
フォアに比べると、まだバックに自信がなさそうな感じはしますが、バックドライブの回転量はかなりあるように
見えました。そして、逆チキータを相手のバックに送り、浮いたツッツキを攻めるというパターンも見られました。
やはり、トップ選手の影響で新しいスタイルにトライしてきているなあと思います。
私がなんで松井君のことを書くかというと、もちろん兵庫県を代表する選手だからでもありますが、
いつ見ても元気で闘志満々。そして攻めるという姿勢を決して崩さない。
もちろん調子が悪い時もあるのですが、凹まないし相手に弱い素振りを見せない。
そういう試合態度が見ていてとても気持ち良いし、尊敬に値するからです。
そしてもう一つ、僕の高校時代の同級生、他校ですが、細川 和孝 君(福井若狭東高)に松井君がとっても似ているからでもあります。
細川君のことは、福井の方でないとわからないと思いますが。細川君もいつも元気で、いつも調子が良いように見えて、
僕は「すごいなあ~!」と思っていつも見ていたのです。
そんなこんなです。
松井君、おめでとうございます!
コメントをお書きください