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新世代 張本 智和と林 昀儒(リン ユンジュ)

先日行われた、T2ダイヤモンド第1戦で台湾の張本と言われていた林 昀儒が優勝しました。

水谷 隼、黄 鎮廷 馬龍、樊 振東を破ってなんで文句なしですね。

学年で言うと張本君の2つ上みたいです。

 

この二人にあって他の選手にないものは、バックのカウンターブロックです。

弾く感じの打法のやつです。これがものすごく速くて、コースも厳しい。

非常に得点率が高いです。

他の選手もやってはいますが、まだバックは繋ぎ、フォアで決めるという意識の中で

やっているように見えます。

しかし、この二人は明らかにバックで決めにいっています。

 

 

昔の選手だと、史上最高のプレイヤーだといわれているワルドナー(SWE)が

バックの弾く打法を多用していました。

さすがですね!

 

 

この打法の使い分けですが、

バックは小さなスイングで強いボールを繰り出せます。

特にスマッシュ系。

フォアは手首が効きにくいため、どうしてもバックに比べて大きくラケットを

引く必要が生じます。特にドライブ。

ピッチの速さで言うと、ドライブ系よりスマッシュ系の方がバックスイングが小さくてすむ為、

速くなります。そしてフォアとバックで言うとバックの方が速くなるという順序です。

 

 

バックの弾く打法というのは、バックに適した打ち方であるわけです。

バックドライブがダメなわけではないのですが、最もピッチが速いスマッシュが、バックスマッシュ

って訳です。

 

 

こういう打法を使われると、無理な回り込みというのは禁物です。

無理な態勢で回り込むと、一発でフォアサイドを抜かれてしまいます。

 

 

張本君と林選手、国際ペアでダブルス組んで欲しいですね。

勝手な願望ですが・・・。見てみたいです。